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町長の部屋

公開日 2019.09.27

更新日 2026.01.08

町長の部屋

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深浦町長 平沢 一臣 (ひらさわ かずおみ)

 

 新春のあいさつ

 

 あけましておめでとうございます。

 皆様には、令和8年の新春を健やかに迎えられたことと心よりお喜び申し上げます。また、日頃から町政運営に温かい御理解と御協力を賜り、深く感謝申し上げます。

 町長就任から1年が経過しました。「誰もが安心していつまでも住み続けたいと思う、活気と希望があふれる深浦町」の実現に向けて、自らが先頭に立って政策を進めていきたいとの思いを、1年前と変わらずに持ち続けています。そして、行政がなすべきことは、町民の生命と暮らしを守り、豊かな地域社会を築き、それらを次世代に引き継ぐことにあると肝に銘じながら、まちづくりを推進して参ります。

 新たな年を迎え、就任1年の出来事を振り返りながら、今後のまちづくり施策について触れてみたいと思います。

 令和7年は、深浦町と岩崎村が合併して20年となる記念すべき節目でした。これまでの歩みを辿り、町勢進展に御尽力いただきました方々に感謝の意を伝える「合併20周年式典」を始めとして、「十二湖33湖巡り」、「大相撲安治川親方講演会」、「海上花火大会」、「深浦ねぶた祭り復活」、「つがる地区小学生相撲大会」などの催しを、官民連携して実施することができました。記念事業を通して、改めて新町深浦町としての一体感を醸成し、地域の絆を深める機会を創出できたと考えています。

 頻発化・激甚化する災害への備えとして、昨年5月の防災訓練と11月には大戸瀬地区で津波避難訓練を実施したほか、8月には国土交通省との間で「災害時における海上輸送体制の支援協力に関する協定」を締結しました。また、2月に岩手県大船渡市で発生した大規模林野火災の際には、深浦消防署及び岩崎消防分署の職員計8名が緊急消防援助隊として現地の消火活動に参加しています。本年2月には、当町を含む津軽地区4市9町村で構成する3つの消防事務組合が共同指令センターの運用をスタートさせます。連携強化により救命救急体制や消防力の向上に結びつくものと期待しています。

 昨年は、全国的に人里でのクマの出没が相次ぎました。当町においても、目撃・捕獲件数ともに過去最高を記録し、極めて深刻な状況となりました。クマの出没情報が寄せられた際には、町職員や鳥獣被害対策実施隊員が現場に急行し、再度出没の防止や捕獲措置を講じています。幸い当町において人身被害がなかったものの、クマを含めた鳥獣への対策については、引き続き緊張感を持って体制強化を進めていきます。

 産業分野においては担い手不足が深刻化しており、その課題解決の鍵は「就労環境の改善」と「生産性向上」にあるとの考えの下、農業では基盤整備事業の推進や農業師弟制度の創設、林業では伐採適齢期を迎えつつある木材価値向上に資する専門人材の登用、水産業ではつくり育てる漁業への取組支援、観光業では働き手不足に対応すべくDXの導入支援をそれぞれ進めます。

 人口減少対策における移住施策を強化するため、一定期間試験的に深浦町での暮らしを体験できる環境(お試し住宅)を整備します。移住を検討されている方々に当町の魅力を発信していきます。

 本年4月下旬、風待ち舘の一角に県内初となる「ふるさとブックオフ」がオープンします。書籍を通じた地域貢献を目指すブックオフ社と町が連携協定を締結し、指定管理を受託する円覚寺が本の委託販売を行います。町民が本と触れ合う機会を創出し、まちなかの周遊や賑わい向上につながることを期待しています。

 子どもや子育て世帯への応援は町の最重要政策と位置付けます。これまでの支援(学校給食費無償化、子ども医療費無償化、第三子以降保育料無償化、保育所等副食費無償化、第一子からの出産祝い金、住宅家賃補助、放課後児童育成、高校生通学支援等)に加え、昨年7月からは保育所等の主食費を無償化したほか、本年3月には小学校、中学校、高等学校に入学する児童生徒1人につき10万円を支援する制度をスタートさせます。深浦町の豊かな自然の中で、子どもたちが夢を育み、健やかに成長できる環境づくりを進めていきます。

 令和8年、気持ちを新たに、ふるさと深浦町を、子どもたちの笑顔が弾み、高齢者が生きいきと暮らし、互いの個性や多様性を認め合い、障がいを持った人もそうでない人も共に助け合う、そうしたまちにしたいという思いで日々努力を続けていきます。

 結びに、この1年が町民の皆様にとって、健康で幸多き年となりますよう心から祈念いたしまして、年頭のあいさつとさせていただきます。
 

 令和8年1月8日

深浦町長  平沢 一臣

 

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