令和7年度 深浦町文化協会 町外研修旅行

令和7年6月17日(火)、深浦町文化協会の町外研修旅行を実施しました。
町外研修はその土地の文化に触れて今後の団体運営の知識習得を補助することや、他サークル間の交流を深めて町内の文化活動について、文化団体として全員で取り組む意識を醸成するものです。
今回は「太宰治記念館 斜陽館」「三味線会館」「産直メロス」「私設 櫻庭利弘美術館」を見学し、「赤い屋根の喫茶店 駅舎」で昼食をとりました。
斜陽館では太宰治の歴史を係員さんの説明を受けながら現地で体験し、その当時の建物の趣を感じながら館内散策を楽しみました。

三味線会館では三味線の生演奏を聴き、時には手拍子をして当時の音楽文化に触れ教養を深めました。演奏途中に紙吹雪が降り注ぐ演出には大変感銘を受けました。

産直メロスでは当時の産直商品や工芸品を手に取り楽しみながら、自分たちの団体の活動の参考にもなることを話し合いながら、和気あいあいと買い物を楽しみました。

そして昼食は実際の津軽鉄道駅舎を改装した喫茶店「赤い屋根の喫茶店 駅舎」でビーフカレーを味わいながら、普段の活動や各々の生活について話し合い、穏やかな時間が過ぎていきました。

最後に「私設 櫻庭利弘美術館」では深浦町出身画家の桜庭先生のお話を伺いながら美術に実際に触れ、時折り、深浦町の昔の話を挟みながら楽しい時間を過ごしました。特に印象的だったことは、県内の町村では2ヶ所しかない「深浦町美術館」は皆さんにとって誉れですとの言葉でした。

今回の研修は奥津軽金木ということで、深浦町とはまた違った文化の地域ですので、各団体の方々も良い研修であったと思っていただければ幸いです。
ご参加いただきました方々、金木地区のご対応いただきました方々に感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。