ビジョンの趣旨

　深浦町は総面積の９割を森林が占めています。しかし、人工林の多くが手入れの行き届いていない放置林状態となり、水源涵養、山地災害防止、地球温暖化防止など「森林の持つ多面的機能」の低下による町民生活への影響が懸念される状況となっています。
　多くの森林が伐採する時期を迎えており、木材の有効活用と再造林によるSDGｓな森林経営のため「持続可能な森林づくり」が求められています。

　本ビジョンは、「林業」及び「木材関連産業」の再生と林業を基軸とした地域振興並びに次世代に健全な森林を引き継いでいくための羅針盤として、今後の林業施策を示すべく策定しました。

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深浦町林業振興ビジョン[PDF：1.52MB]

ビジョン策定に至るまで

　本ビジョンは深浦町林業振興検討会議で検討を重ね、策定したものです。町内の林業事業者や商工会、観光協会などのメンバーで構成された会議で、深浦町の森林・林業の現状と課題、これからの施策などについて検討を重ねてきました。令和５年７月から令和６年３月にかけて計７回の検討会議と３回のワーキンググループを経て完成しました。

ビジョンの今後

　今後は深浦町林業振興検討会議を深浦町林業振興推進会議へ名前を改め、今回策定したビジョンに沿って具体的な施策を進めていく予定です。