深浦町地域包括支援センター運営協議会　町長挨拶

　　第１回深浦町地域包括支援センター運営協議会の開催にあたり、ご挨拶申し上げます。
本日は、お忙しい中、当運営協議会にご出席を賜り、ありがとうございます。
　また今回、当運営協議会の委員をご快諾いただきましたことに、厚くお礼申し上げますとともに、日頃から、当町の福祉行政、とりわけ介護保険行政にお力添えをいただいていることに改めて、感謝申し上げます。

　さて、ご承知のように「介護」を社会全体で支える仕組みとして、介護保険制度が創設されてから２０年が経過いたしました。この間、当町におきましては高齢化が進展し、令和２年３月末現在で高齢化率が４８．９３％と約２人に１人の方が６５歳以上の高齢者となっております。

　このような状況の中、団塊の世代が７５歳以上となる２０２５年に向けて、介護が必要な状態になっても住み慣れた地域で暮らし続けることができるように、介護だけでなく、医療・予防・生活支援・住まいのサービスが一体的に提供される地域包括ケアシステムを深化・推進することが急務となっています。

　そのため、地域包括支援センターでは、今後の高齢化率の上昇による相談件数の増加への対応や、より一層の認知症対策の推進、在宅医療と介護連携をはじめとした、多職種による連携に取り組んで参りますが、これらの取組みに適切、かつ迅速に対応できるよう、介護・福祉・医療など様々な分野から総合的に高齢者とその家族を支えるサービスを切れ目なく提供する体制を更に整えて参りたいと考えています。委員の皆さまには当運営協議会の主旨をご理解いただき、当センターの適正な運営のため、活発なご意見を賜りますようお願いもうしあげまして、簡単ではございますが挨拶とさせていただきます。

令和２年５月１４日　深浦町長　　吉田　満