公開日 2019年11月12日
更新日 2019年11月11日
1 深浦町の沿岸漁業
四季を通じて「定置網漁業」、「底建網漁業」、「沖合底曳網漁業」、「一本釣漁業」、「はえ縄漁業」、「採介藻漁業」などを主体とした沿岸漁業が盛んに営まれています。
水揚げされる旬な魚介類もたくさんあり、古くから春にはサクラマス、ヒラメ、タイ、ブリ、夏は新・ご当地グルメ「深浦マグロステーキ丼」の原料となっているクロマグロをはじめ、サザエ、スルメイカ、秋はサケ、冬はヤリイカ、タラ、ハタハタ、カワハギなど一年中浜を賑わせます。
近年では「サワラ」も多く水揚げされるようになりました。
深浦町管内には4つの海面漁協があり、平成30年の町全体の水揚げ状況は、水揚げ量が約4,200トン、金額で約18億円となっております。
深浦マグロ 水揚げ状況(ブリ)
2 深浦町のつくり育てる漁業
1)栽培漁業
①さけます増殖事業
世界自然遺産「白神山地」から運ばれる自然豊かな水を飼育水として、町内に2カ所のさけますふ化場が建設されており、沿岸さけます資源の増大を図るため、毎年さけ稚魚とさくらます幼魚を生産・放流しています。
サケ稚魚 サクラマス幼魚
②種苗放流
管内漁協では、沿岸水産資源の増大を図るため、ナマコ、アワビ、キツネメバルなどの種苗放流に取り組んでいます。
2)養殖業
①サーモン養殖事業
行政・漁協・民間企業が連携して取り組んでいる、新しい産業の参入であり、町としては雇用創出・水産業の発展と、将来への期待が高まっています。
サーモン養殖生簀 出荷サイズのサーモン
②イトウ養殖事業
津軽国定公園十二湖湖畔にある十二湖養魚場に、昭和50年代に試験用に導入されてから、継続して飼育されています。十二湖に訪れる観光客が鑑賞を楽しまれるほか、町内のレストランや宿泊施設でも提供されております。
十二湖養魚場のイトウ イトウの刺身
3 水産物の直売施設
深浦町の中でも、年中強い風が吹いている風合瀬(かそせ)地域に立地する、道の駅ふかうら「かそせいか焼き村」は、その日の早朝に水揚げされた新鮮な水産物が、隣接する漁協から直送されるスピード感が魅力の直売所です。店内にはレストランや地元の旬な食材を使用した惣菜がならび、地域の味を存分に楽しめます。
また、日本海が目の前にあるので、気軽に磯遊びも楽しめます。
お車でお越しの場合は、駐車場でのドアの開閉に注意ください。
公式HPはこちら
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施設全景(赤い看板が目印) 施設全景(目の前が日本海)
限定品焼きイカ 地元産マグロ丼