生きいき健康福祉祭町長挨拶

公開日 2019年10月01日

更新日 2019年10月01日

深浦町生きいき健康福祉祭町長あいさつ

 

皆さん、おはようございます。

本日は、令和元年度「深浦町生きいき健康福祉祭」を開催いたしましたところ、 ご多用中にも関わらず、ご来賓の方々をはじめ多数の皆様方のご参加をいただき誠にありがとうございます。

 平成から令和へと元号が改められて、最初の生きいき健康福祉祭となりますが、お集まりの皆様方のお元気なご様子を拝見し、大変うれしく思っております。

本日、顕彰をお受けになられます方々は、結婚  六十年を迎えられた『ダイヤモンド婚』が、22組・四十四名、結婚五十年を迎えられた『金婚』が、52組・104名でございます。また、満88歳を迎えられます『米寿』の方々は94名でございます。

改めて皆様方のご長寿に、心からお祝いを申し上げます。

さて、今年の夏は例年にも増して暑い日が多く、熱帯夜で眠れない日もあったのではと御拝察いたします。

また、国内に目を向けますと、8月末に九州北部地方で記録的な豪雨による災害が発生し、河川の氾濫による住宅の床上浸水や、道路が冠水して病院が孤立するなど甚大な洪水被害をもたらしました。

浸水した工場からは広範囲にわたって油が流出し、農業や漁業への影響も懸念されているところです。

当町でも、被災した方々への義援金の受付を始めていますが、犠牲となられた方々の御冥福をお祈りいたしますと共に、被害に遭われた方々に対し、心よりお見舞いを申し上げます。

当町においては、幸いにも大きな被害からは免れていますが、いつ起こるか分からない災害に備え、日頃から避難経路を確認するなど、防災対策に努めていただくようお願いします。

また、最近では高齢ドライバーによる交通事故が相次ぎ、社会問題化しています。

四月に池袋で高齢ドライバーが暴走し、31歳の母親と三歳の子供の命が失われ、男女12人が死傷した事故が記憶に新しいところであります。

事故の度に、高齢者には免許証の自主返納を促す動きも広まっているようであります。都市部とは違い、私たちの地域は移動手段が少なく、車が無ければとても不便なことはよく理解できます。

ただ、交通事故によって、本人だけでなく家族にとっても、取り返しのつかない事態になってからでは遅いと思うところでもあります。

町としましても、買い物や通院などに利用できるコミュニティバスの導入など、この地域に合ったいろいろな支援策について検討し、高齢者が運転免許証を自主的に返納しやすい環境づくりに取り組んで参りますので、ご理解くださるようお願いします。

近年、わが国は、長寿国として広く世界に知られるようになりましたが、これもひとえに、皆様方が長年にわたって様々な分野でご尽力くださり、この社会を築いてくださったからであります。

今後も、地域の発展のためには、皆様方の豊富な知識と経験が何より必要となりますので、これからもお元気で、人生の先輩として私たちにご指導いただきたいと思います。

なお、本日は、楽しいアトラクションも予定してございますので、時間の許す限りごゆっくりお過ごしいただきたいと思います。

最後になりましたが、皆様方のますますのご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げ、私のご挨拶とさせていただきます。

 

令和元年九月十九日  深浦町長  吉田 満

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