町長の部屋

公開日 2019年09月27日

更新日 2025年06月17日

町長の部屋

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深浦町長 平 沢 一 臣 (ひらさわ かずおみ)

 

 

 深浦町・岩崎村合併20周年記念式典 式辞

 

 本日ここに、「深浦町・岩崎村合併20周年記念式典」を挙行するに当たり、御来賓の皆様、受賞者の皆様を始め、多くの方々の御臨席を賜り心から御礼申し上げます。

 また、記念式典の挙行に際し、町勢進展に御尽力くださいました方々にその御功績を称え、褒賞する機会を得ましたことは、この上ない喜びとするところであり、受賞者の皆様には改めて感謝の意を表しますとともに、引き続き御指導御鞭撻をいただきますようお願いいたします。

 

 深浦町は平成17年3月31日、いにしえ より深い交流によって育んできた相互のしみと信頼をに、旧深浦町と旧岩崎村の合併により誕生し、新たな歴史を刻んで参りました。

 新町「深浦町」が誕生して20年、ふるさとの豊かで美しい自然は、これまでと変わらず私たちの暮らしに多くの恵みを与えてくれています。

 新町「深浦町」が歩んできたこの20年間、町の特色ある資源を活用した様々な事業を進めて参りました。

 大相撲深浦場所や深浦ミュージックフェスティバルの開催、新ご当地グルメ「マグロステーキ丼」の開発、森林セラピー基地・十二湖の森オープン、北前船寄港地日本遺産認定、夏秋トマト年間販売額1億円突破、幹回り二十二メートル日本一の大イチョウライトアップに大勢の人々、乗ってみたいローカル線日本一の五能線、全国から寄せられた寄附金を活用した白神岳避難小屋改修など、町民の皆様と一体となって進めてきた取組が、町の魅力向上につながっています。

 一方で、人口減少や少子化が進み、地域活力の低下が大きな地域課題として影を落としています。こうした状況を改善しようと、第一次産業や観光産業の振興、医療体制の維持、子育て支援策の充実、住民の生きがい創出につながる事業にも力を注いでまいりました。

 そして、こうした考えに基づく取組が今、着実に実を結びつつあります。深浦診療所を中核とした地域包括ケアシステムの構築、民間活力導入によるサーモン養殖事業や再生可能エネルギー事業、住民の移動や交流を促進するコミュニティバスの運行、自然災害からの復旧・復興、子どもや子育て世帯への応援策としての若者定住促進住宅の整備、学校給食の実現、子ども医療費無償化、保育料無償化、第一子からの出産祝い金などの取組が今後の深浦町の持続発展に寄与していくと信じています。

 コロナ禍や2年連続しての豪雨災害という苦難を乗り越え、新たな一歩を踏み出す深浦町。

 子ども達の笑顔が弾み、高齢者が生きいきと暮らし、互いの個性や多様性を認め合い、障がいを持った人もそうでない人も共に助け合う、「誰もが安心していつまでも住み続けたいと思う、活気と希望があふれる深浦町」の実現に向けて挑戦し続けることを、この場をお借りしてお誓い申し上げます。

 御臨席の皆様及び町民の皆様には、引き続き御支援・御協力を賜りますことを心からお願いいたしますとともに、皆様の益々の御健勝と御多幸を祈念申し上げ、式辞とさせていただきます。

 本日は誠にありがとうございました。

 

 令和7年6月14日

 

深浦町長  平沢 一臣

 

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