公開日 2019年04月03日
更新日 2024年04月15日
認知症サポーター養成講座
認知症を正しく理解し、認知症の人や家族を地域で見守る『認知症サポーター』になるための講座です。
〇『認知症サポーター』とは?
認知症サポーターとは、認知症について正しい知識を持ち、認知症の人や家族を応援するボランティアです。
特別何かをするということはありませんが、自分のできる範囲で、友人や家族に認知症についての知識を伝えたり、認知症になった人やその家族の気持ちを理解し、支えになるような手助けをすることが役割です。
〇『認知症サポーター』になるためには?
「認知症サポーター養成講座」を受講していただきます。講師は、キャラバン・メイト(認知症サポーター養成講座開催のための研修を修了した人で、保健・福祉の仕事に携わっている人など)で、標準テキストやビデオ教材などを使って学びます。
この講座(60分から90分程度)を受講した人を『認知症サポーター』と称し、サポーターの証である認知症サポーターカードをお渡しします。
〇講座を開催するには?
深浦町に在住・通勤・通学している方を中心とした集まりであれば人数に関係なく開催可能です。
各団体で開催会場をお決めいただいた上で、開催希望日の1か月前までに地域包括支援センターにお申込みください。講師の調整や教材の準備等を地域包括支援センターが行います。
例えば
地 域:自治会、老人クラブ、ご近所など
企 業・団 体:事業所、同業者組合、金融機関、スーパーマーケット、新聞販売店など
学 校:小学校、中学校、高等学校、PTAなど
随時、受付をいたしますのでお気軽にお問合せください。
認知症初期集中支援チームの設置
認知症初期集中支援チームは、認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域で暮らせるように、認知症またはその疑いのある方や家族のご家庭を訪問して、認知症についての困りごとや心配事などの相談に対応する、認知症の専門家たちによって構成されたチームです。
〇チームの活動内容は?
認知症やその疑いのある人、家族を訪問したりしながら、相談に応じます。
病院受診や介護保険サービスの利用、ご本人やご家族への初期の支援を専門職が協力しながら集中的に行ないます。
〇対象となる方は?
町内で在宅生活をしている40歳以上の方で、認知症の方や認知症が疑われる方で次のいずれかに該当する方
●認知症の診断を受けていない、または治療を中断している
●医療サービスや介護サービスなどを利用していない
●医療や介護のサービスを利用しているが、認知症の症状が強く、対応に困っている方
認知症地域支援推進員の配置
認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域で暮らし続けるためのケア体制の強化を図ることを目的として、地域包括支援センターに「認知症地域支援推進員」を配置しています。
〇認知症地域支援推進員の活動内容は?
●認知症の人やその家族の相談支援を行います。
●町民に身近な病気として認知症を理解していただく活動を行います。
(認知症サポーター養成講座の開催、認知症に関する講座等)
●認知症の人やその家族が状況に応じて必要な医療やサービスが受けられるような医療機関等関係機関へのつなぎや連絡調整の支援を行います。
認知症カフェの設置
認知症カフェとは、認知症の方やその家族を含め、だれでも気軽に参加でき、カフェのようにお茶を飲みながら語り合う交流の場です。また、認知症や介護の専門職に相談することができたり、同じ悩みや経験をもつ人たちと情報交換をしたりすることができる集いの場でもあります。
〇ゆとりカフェ
開催日 毎月月末の水曜日
開催時間 午後1時~午後3時
開催場所 深浦町フィットネスプラザ
(深浦町大字深浦字中沢34-1)
認知症ケアパス
深浦版認知症ケアパスは、認知症の正しい知識と、認知症の人とご家族の暮らしを支えるための情報として、認知症の症状と進行に合わせ、いつ・どこで・どのようなサービスを受けられるのかを整理し、認知症になっても、介護する側になっても、安心して笑顔で暮らせる深浦町を目指して作成しましたので、ぜひご活用ください。
※深浦町認知症ケアパスは地域包括支援センター窓口等にありますのでぜひご活用ください。
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